関節サポートテーピング
こちらでは一般の方を対象に、自宅で貼れる簡単な関節サポートテーピングをご紹介致します。
今回は手関節背屈制限のテーピングです。
捻挫やTFCC損傷時、手首を手の甲側へ曲げる動き(背屈)は痛みが出やすい動きです。
前述の動きを制限するテーピングをご紹介します。
※TFCC損傷で尺屈制限をかけたい場合はこちらのテーピングも併用すると効果的です。
サポートテープ方法
用意するもの
キネシオロジーテープ
(固定を目的とするので伸長率は低いものを選びます。)
固定に最適!キロテープハードロックはこちら
幅:5cm 長さ:10~15cm 3本
貼付肢位
手関節軽度掌屈位
1本目(ベージュ)
手関節掌屈位を保持したまま、手掌部中央から前腕部にかけて引っ張りながら貼付する。
写真の様にテープが浮くような形で貼り、その後手を甲側に曲げながら浮いた部分をなじませるようになぞると制限しやすいです。
2,3本目(ピンク・ブルー)
同様に手関節掌屈位で背屈制限を補強するようにクロスして貼付する。
貼り終わりに、手を甲側に曲げて制限がかかっている事を確認する。
※あくまでサポートテーピングです。TFCC損傷は軟骨損傷の為、非常に治りにくい怪我です。痛みが出たら早めの受診を心がけましょう。