関節サポートテーピング
こちらでは一般の方を対象に、自宅で貼れる簡単な関節サポートテーピングをご紹介致します。
今回は三角線維軟骨複合体(以下TFCC)損傷のテーピングです。
NEW!
Instagramに中村先生監修の新たなテーピング法を掲載しました!
是非参考にして下さい。
TFCC損傷は、転倒時に手を衝いた衝撃やスポーツ時に手首を捻る動作(野球、テニス、ゴルフ等)によってTFCC部が損傷し発症します。
代表的な症状は、野球・ゴルフ・テニスのスイング時、手を衝いたり、手首を小指側に曲げた際に手首の尺側(小指側:写真赤丸部)の痛みです。
サポートテープ方法
用意するもの
キネシオロジーテープ
(固定を目的とするので伸長率は低いものを選びます。)
固定に最適!キロテープハードロックはこちら
幅:5cm 長さ:20cm 25cm 各1本
25cmは親指に巻くので4cm程切れ目を入れてください
貼付肢位
手関節撓側外転位(手首を親指側に倒す)
※この肢位が特に重要です。
1本目
切れ目を入れた側を親指付け根に巻き、撓側外転位を保ったまま(重要)テープを引っ張りながら前腕部まで貼付(テープの端は引っ張らない)
2本目
手首に巻きます。(強く引っ張らない)
手首が小指側に倒れにくくなっていることを確認します。
※TFCC損傷は軟骨損傷の為、非常に治りにくい怪我です。痛みが出たら早めの受診を心がけましょう。