関節サポートテーピング
こちらでは一般の方を対象に、自宅で貼れる簡単な関節サポートテーピングをご紹介致します。
今回は膝関節内反アシストのサポートテーピングです。
外反膝(X脚)の方は、日常的に膝の内側には伸長ストレスがかかっています。また、X脚の方は大腿骨内顆が鵞足を構成する腱と擦れやすい為、炎症を起こしやすい脚と言えます。(鵞足炎)
今回ご紹介する膝関節内反アシストと前回ご紹介の内反アシストを併せて貼付すると、X脚肢位が緩和されるので症状の軽減が期待できます。内側々副靭帯損傷時にも使用されるテーピングです。
サポートテープ方法
※スパッツの上から貼付していますが、直に貼ってください。
用意するもの
キネシオロジーテープ
幅:5cm 長さ:20cm 3本
貼付肢位
膝関節内反・内旋位(いわゆるO脚肢位)
※この膝内反・内旋の貼付肢位が重要です。
※全てのテープに共通して、貼り始め、貼り終わりはテンションをかけずに(引っ張らずに)貼ります。
写真1(ベージュ)
脛骨粗面の内下方から開始し、関節裂隙部(●)を引っ張りながら
通過し、大腿部まで貼付する。(貼り始め、終わりは引っ張らずに)
写真2(オレンジ)
下腿内側後方から開始し、関節裂隙部で交差するように貼付。
(関節裂隙部を通過時はテープを引っ張る)
写真3(ピンク)
2本のテープの中央を下方から貼付する。
※膝外反が止まる感覚を確認してください。
※あくまでサポートテーピングです。一般の方でも貼れるように簡略化してます。痛みや違和感を感じましたら早めの受診を心がけましょう!
使用テープ